私が保有している高配当株「商船三井(9104)」の2022年3月期通期決算が発表されましたので、銘柄情報及び、決算内容について紹介したいと思います。
銘柄紹介
- 業種:海運
- 株価(2022/4/28終値):3,070円
- 予想配当利回り:11.4%
- 予想年間配当:350円 (2022年は400円)
- PER:1.7
- 自己資本比率:47.4%
- 一言メモ:配当性向20%を目安
※2022年4月28日調べ
海運大手。鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に不定期船に強い。コンテナ船は18年4月事業統合。
EPS、配当金、配当性向の推移
EPS (円) | 一株配当 (円) | 配当性向 (%) | |
---|---|---|---|
2022 | 1970.16 | 400 | 20.3 |
2021 | 250.99 | 50 | 19.9 |
2020 | 90.93 | 21.67 | 23.8 |
2019 | 74.91 | 15 | 20.0 |
2018 | -132.05 | 6.67 | - |
2017 | 14.65 | 6.67 | 45.5 |
2016 | -475.01 | 16.67 | - |
2015 | 118.05 | 23.33 | 19.8 |
2014 | 159.97 | 16.67 | 10.4 |
2013 | -494.21 | 0 | 0 |
2012 | -71.87 | 16.67 | - |
2011 | 161.04 | 33.33 | 20.7 |
2010 | 35.15 | 10 | 28.4 |
EPS、配当ともに不安定でしたが、2022年に大幅増になりました。この業績が今後も継続されるのかが注目されます。
財務状況
キャッシュフローから経営状況はあまり安定していない状況であったことが分かります。ただし、2022年に営業キャッシュフローが大幅に増え、自己資本比率が50%近くまで増えましたので財務的には安定すると思われます。
株価推移
ここ22年間の株価は2007年に高値を付けていますが、それ以降はおよそ2,000円以下に低迷、2021年から業績が回復し株価は3,000円以上まで回復しています。2022年4月28日の終値は3,070円です。
決算(2022年3月期 通期)
業績進捗率(経常利益)
売上高、EPS
1Q | 2Q | 3Q | 通期 | |
売上高 (前年同期比) | 2,888.7億円 (14.9%増) | 5,970.9億円 (23.2%増) | 9,285億円 (26.9%増) | 12,693.1億円 (28.0%増) |
EPS (前年同期比) | 290.07円 (1795.9%増) | 764.98円 (807.2%増) | 1355.04円 (654.8%増) | 1970.16円 (685.0%増) |
売上高は前年比28.0%増の12,693.1億円、EPSは前年比685.0%増の1,970.16円となりました。
今後の見通し
2023年3月期の売上高は前年比6.6%増の13,530億円、EPSは同29.5%減の1389.63円、年間配当金は12.5%減の350円になる見通し。
まとめ
「商船三井(9104)」の銘柄情報、決算内容について紹介いたしました。2022年3月期通期決算はEPS 685%増、次期見込みはEPS 29.5%減、年間配当金は12.5%減という結果でした。興味を持った方、詳しい内容を確認したい方は企業のHPを確認することをお勧めします。
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