【高配当株】日本エスコン（8892）の2022年12月期第1四半期　EPS 73.9%減、通期予想据え置き【決算情報】

私が保有している高配当株「日本エスコン（8892）」の2022年12月期第1四半期決算が発表されましたので、銘柄情報及び、決算内容について紹介したいと思います。

銘柄紹介

分譲マンションを中核に多角展開する不動産デベロッパー。首都圏・近畿圏を中心に不動産販売事業、不動産賃貸事業を展開。2021年4月に中部電力の連結子会社になり、収益基盤の安定と拡大、経営の安定性と強化がされました。

EPS、配当金、配当性向の推移

	EPS （円）	一株配当 （円）	配当性向 (%)
2022（予)	86.93	38	43.7
2021	67.47	38	56.3
2020	111.93	38	33.9
2019	119.17	36	30.2
2018	105.98	32	30.2
2017	81.77	18	22.0
2016	58.76	15	25.5
2015	44.65	8	17.9
2014	34.58	3	8.7
2013	31.13	1	3.2
2012	7.37	0	0
2011	5.19	0	0
2010	10.35	0	0

新型コロナの影響でここ最近は落ち込んでいますが、EPSは順調に成長していて、配当金も堅実に増配中です。

財務状況

キャッシュフローから事業拡大のために積極的に資金調達をしていることが分かります。自己資本比率に関しては25%程度と低めですが、中部電力の連結子会社になったことにより経営は安定すると思われます。

株価推移

ここ22年間の株価はおよそ20円～1,800円の間で推移しています。2012年から2018年に株価が大きく上昇していますがその後伸び悩んでいます。2022年4月27日の終値は809円です。

決算（2022年12月期 第1四半期）

業績進捗率（経常利益）

売上高、EPS

	1Q	2Q	3Q	通期
売上高 （前年同期比）	127.06億円 （2.2%増）
EPS （前年同期比）	2.47円 （73.9%減）

売上高は前年同期比2.2%増の127.06億円、EPSは前年同期比73.9%減の2.47円となりました。

今後の見通し

2022年12月期の売上高は前期比26.6%増の1,000億円、EPSは同28.8%増の86.92円になる見通し。いずれも従来予想を据え置いています。

まとめ

「日本エスコン（8892）」の銘柄情報、決算内容について紹介いたしました。2022年12月期第1四半期決算はEPS 73.9%減、通期予想据え置きという結果でした。興味を持った方、詳しい内容を確認したい方は企業のHPを確認することをお勧めします。