【高配当株】JT（2914）の2022年12月期第1四半期　EPS 9.1%増、通期予想据え置き【決算情報】

私が保有している高配当株「JT（2914）」の2022年12月期第1四半期決算が発表されましたので、銘柄情報及び、決算内容について紹介したいと思います。

銘柄紹介

たばこが事業の中核。Ｍ＆Ａで海外たばこ事業を拡大中。食品・医薬品も展開。

EPS、配当金、配当性向の推移

	EPS （円）	一株配当 （円）	配当性向 (%)
2022（予)	200.62	150	74.8
2021	190.76	140	73.4
2020	174.88	154	88.1
2019	195.97	154	78.6
2018	215.31	150	69.7
2017	219.1	140	63.9
2016	235.47	130	55.2
2015	270.54	118	43.6
2014	199.67	100	50.1
2013	171.8	68	39.6
2012	160.44	50	31.2
2011	121.66	34	27.9
2010	69.22	29	41.9

2021年に株主還元方針が、「1株当たり配当金の安定的/継続的な成長」から「配当性向75%を目安とする」に変更になりました。その結果、2021年の配当金は少し減少しましたが、2022年は増配予定になっています。

財務状況

キャッシュフローから経営状況は安定していることが分かります。自己資本比率に関しても50%程度で安定しています。

株価推移

ここ22年間の株価はおよそ700円～4,800円の間で推移しています。2015年に最高値を付けて以来株価は下降していましたが、2020年以降は横ばいで推移しています。2022年4月28日の終値は2,223.5円です。

決算（2022年12月期 第1四半期）

業績進捗率（経常利益）

売上高、EPS

	1Q	2Q	3Q	通期
売上高 （前年同期比）	5,815.05億円 （6.2%増）
EPS （前年同期比）	9.45円 （9.1%増）

売上高は前年同期比6.2%増の5,815.05億円、EPSは前年同期比9.1%増の69.94円となりました。

今後の見通し

2022年12月期の売上高は前期比0.4%減の23,150億円、EPSは同5.2%増の200.62円になる見通し。いずれも従来予想据え置きとしています。

※ロシア市場に関する通期業績予想への影響については、第1四半期決算時点においては通期業績予想の修正は見送り、第2四半期決算以降に必要に応じて修正を行うとしています。

まとめ

「JT（2914）」の銘柄情報、決算内容について紹介いたしました。2022年12月期第1四半期決算はEPS 9.1%増、通期予想据え置きという結果でした。興味を持った方、詳しい内容を確認したい方は企業のHPを確認することをお勧めします。