私が保有している高配当株「キヤノン(7751)」の2022年12月期第1四半期決算が発表されましたので、銘柄情報及び、決算内容について紹介したいと思います。
銘柄紹介
- 業種:電子機器
- 株価(2022/4/26終値):2,947円
- 予想配当利回り:3.39%
- 予想年間配当:100円
- PER:12.2
- 自己資本比率:60.1%
- 一言メモ:配当性向50%を目途とし、1株160円の早期実現を目指す
※2022年4月26日調べ
カメラ、複合機の最大手。ミラーレスカメラ注力。医療機器、産業機器も展開。医療機器は画像診断装置、産業機器は半導体露光装置が好調継続で業績をけん引。
EPS、配当金、配当性向の推移
EPS (円) | 一株配当 (円) | 配当性向 (%) | |
---|---|---|---|
2022(予) | 241 | 100 | 41.5 |
2021 | 205.35 | 100 | 48.7 |
2020 | 79.37 | 80 | 100.8 |
2019 | 116.79 | 160 | 137.0 |
2018 | 233.8 | 160 | 68.4 |
2017 | 223.03 | 160 | 71.7 |
2016 | 137.66 | 150 | 109.0 |
2015 | 201.65 | 150 | 74.4 |
2014 | 229.03 | 150 | 65.5 |
2013 | 200.78 | 130 | 64.7 |
2012 | 168.37 | 130 | 77.2 |
2011 | 186.41 | 120 | 64.4 |
2010 | 184.89 | 120 | 64.9 |
2019年、2020年にEPSが落ち込み、2020年に大幅な減配になりましたが、その後EPSは回復し、配当金も徐々に戻ってきています。
財務状況
2016年に東芝メディカルシステムズ買収の為に多額の融資を受けた影響で、借入金が増えましたが、その後順調に返済されてきており、会社発表によると23年までに借入金を完済できる見込み。自己資本比率も徐々に回復してきています。
株価推移
ここ22年間の株価は2007年付近に大きく上昇していますが、それ以外はおよそ2,000円~4,000円の間で推移しています。2022年4月26日の終値は2,947円で、過去の株価推移からみると平均的な株価になっています。
決算(2022年12月期 第1四半期)
業績進捗率(経常利益)
売上高、EPS
1Q | 2Q | 3Q | 通期 | |
売上高 (前年同期比) | 8,793.5億円 (4.4%増) | |||
EPS (前年同期比) | 43.97円 (3.4%増) |
売上高は前年同期比4.4%増の8,793.5億円、EPSは前年同期比3.4%増の43.97円となりました。
今後の見通し
2022年12月期の売上高は前期比13.3%増の39,800億円、EPSは同17.4%増の241円になる見通し。いずれも従来予想を引き上げています。
まとめ
「キヤノン(7751)」の銘柄情報、決算内容について紹介いたしました。2022年12月期第1四半期決算はEPS 3.4%増、通期予想を上方修正という結果でした。興味を持った方、詳しい内容を確認したい方は企業のHPを確認することをお勧めします。
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