高配当株投資家に人気の、SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)について紹介します。
私の保有している米国株のポートフォリオに組み入れている銘柄です。米国株で高配当銘柄を購入する際にいろいろと調べた結果、最終的に「HDV」と「SPYD」の2つを合わせるか、「VYM」を購入するかで悩みましたが、私としては、調整の効く「HDV」と「SPYD」の組合せが好みなのでこちらを選択しました。
- 米国の優良企業を500社集めた「S&P500」のうち配当利回りの高い上位80銘柄に均等割合で投資している高配当ETF
- 配当利回りが高い
- 高いトータルリターンが期待できる
- 資産運用会社はステートストリート
- 「HDV」、「VYM」と比較して若干高リスクで好景気の恩恵を受けられる
米国の優良企業を500社集めた「S&P500」のうち配当利回りの高い上位80銘柄に均等割合で投資している高配当ETF
米国の超優良企業の集まりであるS&P500のうち配当利回りの高い上位80銘柄に均等割合(1銘柄あたり1.25%程度)で投資している高配当ETFです。
構成銘柄(組入上位10銘柄)は下記になります。
ティッカー | 銘柄名 | セクター | 比率(%) |
---|---|---|---|
STX | Seagate Technology PLC | 情報技術 | 1.50 |
HPE | Hewlett Packard Enterprise Co. | 情報技術 | 1.46 |
HBI | Hanesbrands Inc. | 生活必需品 | 1.44 |
PBCT | People’s United Financial Inc. | 金融 | 1.43 |
LNC | Lincoln National Corporation | 金融 | 1.40 |
KHC | Kraft Heinz Company | 生活必需品 | 1.40 |
IRM | Iron Mountain Inc. | 不動産 | 1.40 |
USB | U.S. Bancorp | 金融 | 1.39 |
REG | Regency Centers Corporation | 不動産 | 1.39 |
OMC | Omnicom Group Inc | コミュニケーション・サービス | 1.39 |
資産構成(上位10セクター)は下記になります。
セクター | 比率(%) |
---|---|
金融 | 23.77 |
不動産 | 18.39 |
エネルギー | 14.13 |
公益事業 | 13.28 |
情報技術 | 6.71 |
コミュニケーション・サービス | 6.35 |
生活必需品 | 5.34 |
素材 | 4.88 |
一般消費財・サービス | 3.85 |
ヘルスケア | 3.29 |
コアセクターは「金融、不動産、エネルギー」になっていてシクリカル(景気敏感)よりです。同じく高配当ETFの「HVD」のコアセクターは「エネルギー、ヘルスケア、生活必需品」ですので、合わせると分散が効いて丁度いい感じになります。
配当利回りが高い
過去5年間の年間分配金と配当利回りは下記になります。
年 | 年末株価($) | 年間分配金($) | 利回り(%) |
---|---|---|---|
2020 | 32.94 | 1.632 | 4.95 |
2019 | 39.25 | 1.746 | 4.45 |
2018 | 34.07 | 1.619 | 4.75 |
2017 | 37.45 | 1.422 | 3.80 |
2016 | 34.86 | 1.514 | 4.34 |
配当利回りはおおむね3.8%~5.0%ほどの水準です。構成銘柄に景気敏感銘柄が多い為、分配金は景気に左右されがちですが、米国株の高配当ETFなので長期的には右肩上がりの分配金推移を期待できると思います。実際2020年は大幅減配になりましたが、2021年3月の分配金は2020年12月と比較して+22%の大幅増配になっています。
高いトータルリターンが期待できる
配当金だけでなく株価の伸びも期待できるファンドです。SPYDの直近5年間のパフォーマンス推移は以下の通りです。

直近5年間のトータル・リターンは年利9.64%になり、5年前にに100万円投資していたら、5年間でざっくり158万円になっている計算(配当金は再投資)になります。
※トータルリターンとは「配当金+値上がり益」のことです。
資産運用会社はステートストリート
世界の資産運用会社ベスト3の1つ「ステートストリート」が運用している為、経費率が激安で保有コストは年間でたったの0.07%です。ちなみにあとの2つは「バンガード」と「ブラックロック」です。
「HDV」、「VYM」と比較して若干高リスクで好景気の恩恵を受けられる
SPYDと同じく、高配当ETFである「HDV」と「VYM」について大幅な下落のあった2020年までの年間分配金と増配率について比較しました。
年 | HDV 年間分配金($) (増配率) | VYM 年間分配金($) (増配率) | SPYD 年間分配金($) (増配率) |
---|---|---|---|
2020 | 3.568 (+11.2%) | 2.906 (+2.3%) | 1.632 (-6.5%) |
2019 | 3.209 (+3.7%) | 2.842 (+7.3%) | 1.746 (+7.9%) |
2018 | 3.095 (+4.9%) | 2.649 (+10.3%) | 1.619 (+13.8%) |
2017 | 2.949 | 2.401 | 1.422 |
SPYDは好景気に強く、HDVは不況時に強く、VYMがその中間といった感じでしょうか。
まとめ
SPYDは高配当重視ながら、トータルリターンも期待でき、好景気時に大きな恩恵を受けることができるETFだと思います。ボラティリティ(価格変動)が高い為、組み入れ比率には注意が必要だと思いますが、高配当株投資のポートフォリオの一角として組み入れたい銘柄のひとつになるのではないでしょうか。
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