私が保有している高配当株「三井物産(8031)」の2022年3月期通期決算が発表されましたので、銘柄情報及び、決算内容について紹介したいと思います。
銘柄紹介
- 業種:総合商社
 - 株価(2022/5/2終値):3,192円
 - 予想配当利回り:3.76%
 - 予想年間配当:120円 (2022年は105円)
 - PER:6.4
 - 自己資本比率:37.6%
 - 一言メモ:年間配当80円を下限、安定性向上を目指す
 
※2022年5月2日調べ
三井グループ中核の総合商社。鉄鉱石、原油の生産権益量は商社断トツ。インフラ等にも強み。
EPS、配当金、配当性向の推移

| EPS (円)  | 一株配当 (円)  | 配当性向 (%)  | |
|---|---|---|---|
| 2022 | 561.61 | 105 | 18.7 | 
| 2021 | 199.28 | 85 | 42.7 | 
| 2020 | 226.13 | 80 | 35.4 | 
| 2019 | 238.33 | 80 | 33.6 | 
| 2018 | 237.67 | 70 | 29.5 | 
| 2017 | 171.2 | 55 | 32.1 | 
| 2016 | -46.53 | 64 | – | 
| 2015 | 170.98 | 64 | 37.4 | 
| 2014 | 192.22 | 59 | 30.7 | 
| 2013 | 162.16 | 43 | 26.5 | 
| 2012 | 237.54 | 55 | 23.2 | 
| 2011 | 167.65 | 47 | 28.0 | 
| 2010 | 81.85 | 18 | 22.0 | 
若干減配になった年もありましたが、概ね右肩上がりで増配傾向にあります。
財務状況


キャッシュフローから経営状況は安定していることが分かります。自己資本比率は30%以上あり、財務的にも問題ない水準だと思います。
株価推移

ここ22年間の株価はおよそ500円~3,400円の間で推移しています。2007年に高値を付けた後に、一旦株価は落ち込んでいましたが、ここ最近は上り調子で高値を更新しています。2022年5月2日の終値は3,192円です。
決算(2022年3月期 通期)
業績進捗率(経常利益)

売上高、EPS
| 1Q | 2Q | 3Q | 通期 | |
| 売上高 (前年同期比)  | 26,580億円 (44.0%増)  | 54,162億円 (46.2%増)  | 85,894億円 (49.6%増)  | 117,576億円 (46.8%増)  | 
| EPS (前年同期比)  | 115.74円 (213.5%増)  | 246.22円 (277.9%増)  | 387.17円 (228.1%増)  | 561.61円 (181.8%増)  | 


売上高は前年比46.8%増の117,575.59億円、EPSは前年比181.8%増の561.61円となりました。
今後の見通し
2023年3月期のEPSは前年比11.0%減の499.71円、年間配当金は14.3%増の120円になる見通し。
まとめ
「三井物産(8031)」の銘柄情報、決算内容について紹介いたしました。2022年3月期通期決算はEPS 181.8%増、次期見込みはEPS 11.0%減、年間配当金は14.3%増という結果でした。興味を持った方、詳しい内容を確認したい方は企業のHPを確認することをお勧めします。
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