私が保有している高配当株「日本特殊陶業(5334)」の2022年3月期第2四半期決算が発表されましたので、銘柄情報及び、決算内容について紹介したいと思います。
銘柄紹介
- 業種:ガラス
- 株価(2021/10/27終値):1,742円
- 予想配当利回り:5.51%
- 予想年間配当:96円 (10/27に74円から96円に増配発表)
- PER:7.3
- 自己資本比率:62.2%
- 一言メモ:配当は完全業績連動、配当性向40%を目標
※2021年10月27日調べ
自動車部品の製造販売が主力事業です。エンジンを点火させる部品であるスパークプラグ、自動車の排気ガス浄化システム用制御装置である酸素センサで世界シェアトップを誇ります。また、将来に向けた新規事業として燃料電池などの研究開発にも積極的に取り組んでいます。
EPS、配当金、配当性向の推移
EPS (円) | 一株配当 (円) | 配当性向 (%) | |
---|---|---|---|
2022(予) | 239.88 | 96 | 40 |
2021 | 188.59 | 60 | 32 |
2020 | 163.06 | 70 | 43 |
2019 | 194.54 | 70 | 36 |
2018 | 209.37 | 60 | 29 |
2017 | 119.44 | 42 | 35 |
2016 | 141.6 | 42 | 30 |
2015 | 168.88 | 36 | 21 |
2014 | 150.26 | 28 | 19 |
2013 | 93.53 | 22 | 24 |
2012 | 114.18 | 22 | 19 |
2011 | 103.16 | 22 | 21 |
2010 | 58.85 | 11 | 19 |
EPSは堅調で、配当金も堅実に増配中です。
財務状況
営業CF、投資CF、フリーCFの推移に関して特に問題なさそうです。自己資本比率に関しても60%付近で推移していますので財務に関して問題はなさそうです。
株価推移
ここ20年間の株価はおよそ700円~3,900円の間で推移しています。10月27日の終値は1,742円です。
決算(2022年3月期 第2四半期)
業績進捗率(経常利益)
売上高、EPS
1Q | 2Q | 3Q | 通期 | |
売上高 (前年同期比) | 1185億円 (54.6%増) | 2345.54億円 (23.8%増) | ||
EPS (前年同期比) | 61.85円 (380.9%増) | 123.05円 (100.9%増) |
売上高は前年同期比23.8%増の2345.5億円、EPSは前年同期比100.9%増の123.05円となりました。
今後の見通し
2022年3月期の売上高は前期比12.7%増の4820億円(従来予想は4920億円)に引き下げました。一方、経常利益は同29.8%増の675億円(従来予想は508億円)、EPSは同27.2%増の239.88円(従来予想は183.28円)に予想を引き上げました。また、年間配当予想を74円から96円に増配しました。
まとめ
「日本特殊陶業(5334)」の銘柄情報、決算内容について紹介いたしました。2022年3月期第2四半期決算はEPS 100.9%増、通期予想を上方修正し、年間配当予想を74円から96円に増配することが発表されました。興味を持った方、詳しい内容を確認したい方は企業のHPを確認することをお勧めします。
当ブログに掲載されている記事の内容につきましては、正しい情報を提供することに務めてはおりますが確実性を保証していません。サイト内の記載情報を利用することで被った損害等全ての結果につきまして、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。各人の投資行動においては、ご自身の判断と責任において慎重に行うようにお願い致します。